"イングランドのサッカー下部リーグが凄すぎる"のハナシ

こんにちは。

前回記事は読んでいただけたでしょうか。

イギリスワーホリのメリット
・2年間滞在可能
・就学がマストでない
・英語圏
・経済的自立が可能

今回はそんな現在、絶賛現地でワーキングホリデー真っ最中の彼の私生活、そしてイングランドサッカーの下部リーグの様子に迫っていきます!

ちなみにこれから出てくる写真は全てイングランド7部以下のチームの写真です

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仕事とサッカーの両立

 

彼の今の生活をざっくりみていきます。

週5で(10時〜5時)でバイト。

サッカーは現在3チームで練習しており、平日はほぼ毎日練習、試合は週末(たまに平日も試合)

かなり多忙な生活を送っています。

家はシェアハウスでロンドンの中心から少し外れたところでポーランド人とナイジェリア人と生活しています。

生活費や現地での活動費は全てバイト代で賄えていて、不自由なく生活できているようです。

海外留学時の生活コストを下げるヒントとして、街から少し離れた郊外でシェアハウスすれば結構金額的にも抑えられます。ヨーロッパは首都でもコンパクトにまとまっている都市が多く、多少中心から離れていても不便はないと思います。(離れすぎもアレですが)

バイトの話しは普通なのですが、サッカーの話しがかなり複雑です。イングランドのサッカーのシステムに驚きました。

では彼の現地でのサッカーの話し、イングランド下部リーグのリアルを覗きます!

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イングランド下部リーグは複数チーム登録可

3チームをで練習しているというところにクエッションマークがついた人がいるかもしれません。

僕もはじめドユコト?ってなりました。笑

イングランドのサッカのシステムはかなり複雑で、プレミアリーグを頂点に成り立つピラミッドの他に、U23リーグとcorinthian casuals reserve(サテライトリーグ)という5部のリザーブチームが中心のリーグがあり、選手はその全てで契約可能です。

アマチュアリーグなので、そういったことも可能だとか。

彼は10部に登録しながら、7部のセカンドチームと、U21リーグのチームでもプレーしています。

スペインやドイツなど他の国とは全く違ったサッカーの母国イングランドのこのシステムに驚きと歴史を感じます。

異国で生活しながら、毎日大好きなサッカーをする楠山くんの留学生活は充実の日々だといいます。

 

楠山くんのチーム名:

corinthian casuals(トップが8部のリザーブチーム、U21でプレー)

オフィシャルページ→  http://www.corinthian-casuals.com

chessington&hook utd fc(10部)

オフィシャルページ→http://www.chufc.co.uk

実際にサイトに飛んでもらえるとわかりますが下部リーグとは思えない公式サイトのクオリティーに驚き。下部リーグではSNSをやっていないチームも多いですが、8部でInstagram、Twitterのフォロワー2万人越え、Facebookのいいねが14万とアマチュアチームとは思えない数字。

10部のチームもしっかり、FB、Twitter、Instagram全てを持っている

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イングランド下部リーグは世界最高

ここで気になるのは下部リーグのシステム。そもそも3チームで練習できるのでしょうか。下部リーグの金銭待遇も見ていきます。

4部で平均年収1千万円

イングランドの国内リーグはプレミアリーグ、チャンピオンシップ、リーグ1、リーグ2と続きます。

ここまでが完全プロリーグ。

そして5部のナショナルリーグまでが名前の通り全国リーグ。一応このリーグはアマチュアリーグ扱いなのですが、今は全チームプロチームみたいです。

6部で北と南に分かれ、アマチュア(セミプロ)チームも出てきます。7部は3つの地域に分かれていてここはアマチュアリーグながら、プロ選手、セミプロ選手、アマチュア選手と混在しているようです。

具体的なサラリーに目を向けると、前項でも書いたcorinthian casuals reserve(サテライトリーグ)の5部相当に位置するSuttonのリザーブの選手でも週休500ポンド、月給にして約30万円もらっている選手もいるとか。

※Suttonのトップは5部のナショナルリーグ所属
FAカップで数年前にアーセナルと試合して有名になったチームでU19は今年のFA youth CupでMan cityと試合出来るくらい育成で有名なチーム

しかもそれが19歳の今シーズンがプロ1年目の選手と聞いてさらに驚き。

数年前、雑誌でイングランド4部の平均年収が1千万という記事を読んだことがあります。プレミアリーグの平均年収が4億円、2部のチャンピオンシップが9千万円、さらに5部のプロ1年目で月収30万越えという数字を見るとあながちガセネタでもないでしょう。

ちなみに7部でも、個人スポンサーがついていてサッカーだけで生きている選手もいるとか。そういえば、7部でつい最近までプレーをしていた元日本代表カレンロバートは7部で年俸230万円だったみたいです。

月給にして19万円。レベルももちろん高いだろうけどサッカーの市場の大きさには愕然。

カレンロバート のインタビュー記事

そこから8部、9部、10部と続くがここら辺はサッカーだけで生活している人は多くはないでしょう。

ちなみに下部リーグからイングランド代表まで這い上がったサクセスストーリーが有名なレスターのジェーミーバーディー。彼がキャリアをスタートさせたのが8部です。

当時は工場勤務しながらプレーをしていたと回想していた話しは見たことがありますが、そこからのプレミアリーグ優勝、連続得点記録、さらにはイングランド代表でW杯出場したことを考えると夢のある国ですね。

現在10で主に試合をしている楠山くんですが試合給として1万円もらっているといいます。

J3でも数万円、地域リーグでは月謝という日本の苦しい台所事情と比べると雲泥の差ですね。

海外でプレー経験者の中では有名な話しで僕もいろいろなところで書いていますが、海外では基本的に練習着は支給(or貸し出し)で、月謝を払うなんてこともありません

日本ではお金を払ってサッカーをすることが当たり前ですが、ヨーロッパでは反対。

イングランドでもそれを象徴するようね出来事があります。

楠山くんがコーチに「お金、(チームに)今は払ってるのか」という質問をされ、

「払っていないよ」というと、

そうだよな、選手はプレーに集中するべくだよな」

といったことがあったみたいです。

正直、ヨーロッパのサッカーのシステムと日本のシステムを比べるのは歴史や市場の大きさを考えるとできませが、部分部分で日本のチームが真似する、あるいは真似しようとすると言った努力はできるのではと思うので楠山くんのように現地の雰囲気を知っている人がどんどん増えていくと日本のサッカー環境もどんどんよくなるはずですね!

最近はヨーロッパを真似するようなチームも出てきているようですが!

アマチュアリーグのリアル

いくらお金が出ると言っても数万円。所詮は下部リーグのアマチュアリーグであることは他の国と比べても変わりません。そんな10部のトレーニング事情、環境、チームの雰囲気、サッカーのレベルは気になるところです。

また、下部リーグでサッカーを続けるメリットはあるのでしょうか。

トレーニングは週2

トレーニングですが、各チーム練習は週2回で他の選手も複数のチームでやっていることが多いため練習は人数が集まらなかったりと時にはカオスな時もあるみたいです。

そこはアマチュアリーグですね。現地の選手は勉強や仕事と両立してやっているようです。中には大学院に行っていたり、個人でビジネスを展開している人も。

僕がスウェーデンでやっていた時のチームメイトにも外科医がいました。トップトップの選手に限らずヨーロッパではサッカーと私生活をうまく両立している選手が日本に比べて多い印象を持ちます。

レベルは...でも試合がたくさん!

レベルも技術的には高くなく、フィジカルが主流。おそらくこれは万国共通だと思いますが。笑

メリットとしては試合がとにかくたくさんできることで、上の舞台に行くアピールチャンスがとにかくあるようです。

また、リーグ戦以外のコンペティションもたくさんあり、楠山くんは(2月時点で)4つのうち3つで優勝の可能性があると言っていました。

スペイン下部リーグや北欧でもコンペティションは多くても2つ。楠山くんは週に3回試合があることも。

試合数に恵めれているのはいいですね!

これは個人的な意見ですがおそらくチームとしてシーズンを通して戦うというよりは個人の目標に向かって各々頑張るというカテゴリーなのかなと思います。(ヨーロッパの他の国の下部リーグも同じようなことが言えそうですが、よりその要素が強い気がしました)

天然芝のコートが2面

上項で貼ったリンク先のホームページやInstagramを既に見た方はわかるかもしれませんが、10部でも天然芝のピッチがあります。

サッカーをする環境は申し分なさそうです。

時々イングランドの下部リーグのスタジアムの画像をTwitterで見かけることがありますが、それほんとに下部リーグ?みたいな話しはよくあります。

他のサッカー大国と比べても圧倒的に設備は整っています。さすが”サッカーの母国”ですね!

留学の視点で見ると

ワーキングホリデー、留学の視点から見ると、

複数チームでプレーできる=多くの現地の人間と関われるチャンスがある

と考えられるのでこれは大きな財産ですよね。例えば1チームに20人のチームメイトがいるとして3チームで60人。全員と仲良しになれるわけではもちろんないですが、より出会いの幅は広がるのは間違い無いでしょう。

結局、人と人との繋がりでいろいろなことが生まれるわけで海外留学の醍醐味の1つでしょう

それにしても、複数チームでプレー可能というのは少し違和感もありますね。

上記のようなメリットとともに1チームと契約してそこでシーズンを戦う、チーム一丸になってやりたい!と思ったらもう少し上のカテゴリーを目指す必要があるのかもしれません。

チームの雰囲気

個人の目標に向かって頑張るリーグと今かいまところですが、チームは思っている以上にオーガナイズされています。

チームバスがあったり、試合後は必ずみんなでパブに行くとか。(行かなかったら罰金)

さらに試合の時には食事が支給されることも。

僕の経験を補足するとスペイン5部ではバスも食事もありませんでしたがスウェーデンではそう言ったサポートは結構ありました。

ヨーロッパでサッカーと言っても本当に国やカテゴリー、チームによって違うので興味深いです。

ちなみにこの罰金制度というのはヨーロッパの下部リーグではよくあり、遅刻したらとか練習着の色を間違えたらとかが罰金というのは定番です。

楠山くんに聞いた話で面白かったのは試合後にシャワー浴びなかったら罰金。

監督が「お前らpoop (う○こ)の匂いだから絶対浴びろ」命令が下ったらしく笑いました。

チームの探し方は?

最後に気になるのは、どうやってチームと契約に至るのか、またチーム探しってどうやるの?ということでしょう。

Linkedin

これはビジネス用のSNSで現地のサッカーチーム情報もあるようです。

楠山くんがチームの練習にたどり着けた経緯もなかなかワイルドで、サイトで返信のきたスタジアムDJから練習時間を聞きだし、飛び入りで行ったと言います。

結局その監督の繋がりでいろいろなチームに行けたみたいです。繋がりは大事でなんだかんだみんな優しいって言っていました。

前回記事でも書きましたが、そのあたりが楠山くんのたくましさです。笑

 

エージェントは不要!英語は必要!

おそらく留学やサッカーチームと契約といった話になるとやはり代理人や留学エージェントのようなものが必要なのかな?という疑問は湧くと思います。

しかし、やはり中には悪質なものも多く、彼曰くイギリスに来るなら全て自分でできるといいます。

理由の一つとしてアマチュアリーグであるからです。イングランドではプロ契約がビザの関係上ほぼ不可能なので、そのレベルであればわざわざお金を払ってまで仲介してもらう必要もなさそうです。

もしチームを探すシチュエーションにあなたがなったときは、ビザを持っている状態でしょうし、断られたら帰国とかもないのでひたすら連絡して地道にやればチームは見つかるはずです。

エージェントより必要なのは語学ですね。

楠山くん自身も、英語はペラペラとは行かないものの、事前に大学でも勉強していて現地で自分で情報収集をできるレベルはあったと想像できます。

実際、今書いている情報の多くも現地で現地の人と話しをして得た情報が多いです

先日、ある選手から「英語は苦手でコミニュケーションは代理人に訳してもらっています、でも代理人の返信が遅くて...」という話しを聞きましたが海外でサッカーがしたいのであればネイティブレベルである必要はありませんが、普通に話せる、理解できるといいと思います。

むしろ、アマチュアやセミプロレベルであればそこは自分でどうにかするという根性がないと難しいかもしれません。

チーム探し→ https://www.linkedin.com

現地での仕事探し→ https://uk.mixb.net

(日本語標記ありなので使いやすそう)

 

”イギリスワーホリ×サッカー”は最強

勉強や現地でバイトをしながら、サッカーの経験値アップ、そして本場の雰囲気を味わえる。

最高じゃないですか?

これから海外渡航を考えている選手は選択肢としてありですね!

”プロサッカー選手”にはイングランドでなれなくても間違いなくこの経験は今後に生きます。

それはもちろんサッカーで上に行くことについても、イングランドの下部リーグを踏み台にし近隣のヨーロッパ諸国に飛び立つ選手がこれからどんどん現れても面白そう!

楠山くんの今後の活躍にも期待ですね!

ではまた!

おまけ

楠山くんのTwitterはこちら。

画像の引用はチームの公式Twitterから↓


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