こんにちは現役サッカー選手でブロガーのよーへー(@lavemilan)です。

先日、ドイツの下部リーグでのプレー経験を持つ先輩のセカンドキャリアについての記事を書きました。

そこでは海外渡航後の選手のリアルな経験談や、心境の変化、さらには何事にもチャレンジする若者のエネルギッシュな話しについてまとめたのですが、話しているうちにドイツの国内リーグ事情についてもっと知りたくなった自分がいました。

ヨーロッパの中ではドイツという国は、下部リーグでも環境がいい、サラリーがもらえるなど様々な情報が錯綜しているイメージがあります。

実際のところはどうなのでしょうか?

Twitterからも様々な人のツイート見つけ紹介しているので、流し見でも楽しめます!

*今回の記事において不明な点やここは違うのでは!という頃があれば訂正しますのでぜひ気軽に連絡ください。

前回記事↓

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5部以下で生活はほぼ不可能

何より最初に知りたいのは経済面でしょう。ドイツに行けばサッカーで生活していくことができるのかという話しですね。

結論から言うと厳しいです。

もう少し噛み砕くと、5部以下でサッカーのみで生活していくことは難しいということです。

(4部以上になると、チームからのビザも出て”サッカー選手”として生活していくことが可能なようですがそれは次章で見ていきます。)

実際に前回記事でインタビューした土屋くんもこんなことを言っていました。

土屋さん
サッカーだけで生活している人は見たことないかな。
少なくとも自分のいたフランクフルトでは厳しいと思う。

なるほど。一方ドイツでプレー経験者の別記事ではこんな話しも。

 

7部リーグ、6部リーグでもサッカーだけで生活をできるくらいの給料をもらっている人はいるというのも現状です。

(中略)

僕が知っている限りでは8部リーグでもチームからお金を貰っている人はいました。特に過去に上のカテゴリーのリーグでやっていたなどの経歴があると、下のリーグのお金を持っているクラブからは高額でオファーをもらえるというパターンはあります。

僕の知り合いで過去に4部リーグでプレーしていた選手が6部リーグのチームから固定給で月に10万円〜+オプション(得点給、勝利給)+家付きという条件でオファーもらっているという選手がいました。その他にも最初は低条件で6部リーグでプレーしていて、その6部リーグで得点王になり5部リーグに好条件で移籍したという選手もいました

よーへー
すごい!6部で10万!

ここでは固定給10万の知り合いの選手が日本人とは書かれていないのでなんともいえませんが、やはり地域やチームによってそこはまちまちなのかもしれません。

実際に土屋さんも田舎に行けばチャンスはあるかもしれないと言っていました。確かにスペインでも地域によってバラバラなイメージがあります。

田舎に行く方が「生活コストや物価も下がって、少ないお金でも生きていけるよ」ということでしょう。

日本でも東京とそのほかの県では全く家賃も違いますもんね。

また、前シーズンまで上のカテゴリーにいたチームや本気で昇格を狙っているチームなどにうまく引っかかれば、可能性はあるのかもしれません。

ちなみにドイツ5部の優勝後の様子をSNSで見かけたので紹介。下部リーグとは思えない盛り上がり…

家や食事支給ってあるの?

海外に行く際に、「あの国のチームは家や食事を支給してくれるらしい!」という話しはよく聞きますよね。

僕もスウェーデンにいた時には家、食費をチームからもらっていました。フィンランド3部なども同じ条件でした。

しかし、土屋さん曰くドイツでは見かけないようです。これは僕も意外でした。

先ほど引用したドイツ6部でプレー経験ある選手も家や食事はなかったようです。

 

僕自身6部リーグでプレーをしていましたが、

固定給(数万円)+勝利給

という形でしたので、チームのスポンサーのビール工場で働きながら生計を立てていました。

Sumi Blogから引用

 

もちろんこれらはあくまで一例ですので、一概にドイツ全土、全チームがそうなのかと聞かれたらわかりません。

しかし、特に1年目などはサッカーのみで生活することを前提に渡航するよりも”お小遣いがもらえるかな”くらいで行った方がいいかもしれません。

Point①
・5部以下でサッカーのみで生活するには厳しい
・お金はもらえる可能性大
・環境は抜群
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ビザはワーホリor語学が基本

ここで気になるのは渡航方法ですが、基本はビザを日本で取得するのが多いようです。

ドイツはワーキングホリデービザ、学生ビザ(語学学校・大学に行くビザ)があるので1年目はワーホリ、2年目から学生ビザでの渡航がよくあるパターン。

ちなみにこのような募集をTwitterで先日見かけましたが、先輩たちによるとかなりグレーなようです。

この条件は色々*突っ込みどころ”がありすぎてあれですが、おそらく5部以下であれば急募でなくても、しっかりビザ持っていけば契約できるはずなのであまりこう言った話しは信じない方がいいかもしれません

また月10万でも就労ビザの取得は無理なので、渡航の際はワーホリビザを取っておくのが安心かもしれません。

*チームからビザもらうには最低賃金が15万以上とかなのでこの条件に合わない。

多くの選手が渡航する3つの理由

サッカーだけで生活することは厳しいと書きましたが、それでも渡航する選手が多い、渡航のハードルが比較的低いのはには3つ理由があると思っています。

1つ目がワーキングホリデーがあり、ビザがあると現地で仕事ができる。

2つ目は外国人枠の関係でしょう。ドイツは外国人をフリーで獲得できるようです。

イタリアでは3部リーグは基本イタリア人だったり、他の国でも外国人枠を設けているリーグは多くあります。

3つ目は実際に下部リーグから這い上がっている選手多く存在することだと思います。

6部、5部から国内のみならず、近隣国でのステップアップをしている選手も見かけます。後ほど紹介しますが、J1に逆輸入した選手もいます。

このような前例も渡航する選手の背中を押している気がします。

では実際に、5部以上、つまりプロリーグとして扱われる4部以上のチームはどんな様子なんでしょうか。

Point②
・ワーホリor学生ビザ取得は必須
・外国人枠がないのでチャンス
・ステップアップの前例が他国よりある
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香川もプレー?下部リーグのレベル

ドイツ4部を日本に比較するとJFLの位置に値しますが、レベルは比較するまでもないでしょう。

さらに4部リーグといえば、過去には宇佐美選手や大津選手がトップチームで試合に出れない時にBチームに帯同し試合をしていたことをご存知の方もいるかもしれません。

怪我明けの時期にあの香川真司選手もプレーしていて相手チームから大ブーイングなんてツイートも見かけたことあります

せっかくなのでトランスファーマーケットのリーグのトータルバリューの比較の画像も貼っておきます。

2部がJ1よりはるか上をいっています。こうしてみると2部と3部の差はかなりありそうですね。

Jリーグも同じでJ2とJ3の差は10倍以上。こうして数字を比べるのもたまには面白いですね。

実際に4部以上でプレーをしている選手の話しだとチームから就労ビザをもらい”プロサッカー選手”として生活しているようです。

就労ビザ取得には最低賃金(日本円で17万円くらい)をクリアしなくてはいけなかったりと、自分でビザを取り渡航する5部、6部とは違うのでここの差は少しあるかもしれません。(あくまでイメージとして)

4部からJへ

 

つい最近のニュース(2019年7月)だったので見かけた選手もいるかもしれませんが、4部からJ1でステップアップしている選手もいます。

前項でも書きましたが、このような前例があると他の選手も勇気づけられ、目標になります!

また4部チームがどんな雰囲気なのかはSNSをみるとよくわかります。興味ある方はぜひチャックしてみてください。

3部のロッカールームが綺麗すぎ?

ドイツ3部で働いている人のツイートを発見。

3部にしてはちょっと綺麗すぎでは?笑

8部で優勝パレードも

一番の驚きはこれですね。笑

8部でパレードなんて聞いたことないですし、この盛り上がり。歴史の差を感じます。

ドイツ下部リーグはなぜお金があるの?

ここで1つ疑問が。たくさんスポンサーがいて、環境も良くて少ないとはいえ選手にも給料も払えるというのはどういう経済状況なんでしょうか。

1つの例として土屋さんが教えてくれたのでまとめました。

よーへー
なるほど。こんなカラクリだったんだ!

やはりチームを豊かにするのにはコツコツ積み重ねることが大事ですね。

先日Jリーグの経済体制に対して苦言を呈している記事がありましたが日本のクラブも学ぶことあるかもしれません。

(図はうまく伝わったかな?)

時間はかかる

Twitterで「ドイツ下部リーグ」と調べるとかなりたくさんの情報がでてきました。

様々なステップアップがありますね。6部→5部→4部と国内で1つづつ登って行く選手、ドイツ4部からスペインや北欧など近隣の国へ行く選手、さらにはアジアに挑戦!という選手もいるようです。

共通することはみんな辞めないということですかね。実際に今回湘南に移籍した選手もすでに27歳。少し失礼ですが「Jリーグには戻れない」と諦めてもいい歳です。

また、「ステップアップしている選手」がいると同時に「夢半ばで諦めて帰国した選手」もその倍以上いることも忘れてはいけません。

土屋さんも現地で「(ドイツに)行って満足している選手も多かった」と行っていましたし、少し無責任な言い方ですが自分の意識の持ち方次第といったところでしょう。(なんでもそうですが)

まとめ

今回はドイツの下部リーグにフォーカスを当ててみました

少しボリューム満点でしたが、ドイツ国内のサッカー人気の様子や恵まれたサッカー環境が理解できたと思います。

そして選手にとってもチャンスのある国だなと再認識できたかもしれません。

同時に、ビザのことやサラリーの話しなど渡航前に頭に入れておくこともありますので、今後渡航しようとしている選手はそこらへんの認識も間違えないようにするのが一見関係ないように思えますが成功への近道かもしれません。

今後海外渡航を考えている選手はTwitterで「ドイツ 5部」とか検索しても、多くの現役ドイツリーガーを見つけることができるのでぜひ探してみてください!

ではまた!

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