【中村駿介】プロとしてヨーロッパでステップアップするためのマインドとは

こんにちはよーへー(@lavemilan)です。

頑張っている人や未完成の人間に迫る「Because of challenges」(だから挑戦する)。

第3回はヨーロッパで力戦奮闘する中村駿介選手に話しを聞きました。

サッカーの部分はもちろんですが、そのマインドセットや人生観に注目です。

ラトビアやマルタなどヨーロッパの小国のサッカー事情もあるのでお見逃しなく。

今日のチャレンジャー
中村駿介
1994年生まれ。
サッカー選手(ラトビア1部)/起業家
浦和レッズのユース、専修大学を経てマルタでヨーロッパのキャリアをスタート。
昨シーズンはラトビア1部でプレー。自ら留学会社を立ち上げるなどピッチ外の活動も精力的に行っている。
 
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「好きなことだけやる」

ーいきなりですが中村選手のキャリアを見ていて確実に1段1段ステップを上がっていると感じました。マルタ2部、1部、そしてラトビア1部でヨーロッパリーグの予選の権利を獲得。近年は海外に挑戦する日本人は山のようにいますがこうしてステップアップをしていく選手はごくわずかというイメージが僕はあります。ここまでのステップアップの秘訣はありますか?

中村 継続だと思います。レッズのユース、大学のサッカー部の時も決して良い時期だけではなくて試合に出れない時期や調子の上がらない時間も多くありました。でも、続けた。オーストラリアで初めて海外のトライアルに行った時も怪我して帰国したりとかそういう経験もしましたが、でも辞めなかったのは自分の強みだと思います。

ーそのエネルギーの源はなんですか?

中村 「サッカーが好き」ということに尽きますね。辞めたいとか、就活でサッカー選手以外の道を考えたこともありました。でも、結局たどり着くのは「サッカーが好き」ということ。

マインドセットで言うと「やりたいことだけやる」、これが海外で挑戦する上での自分を支えていると思います。

だから変な話し、サッカー以外にものすごくインパクトのある人やモノに出会ったら、全然そっちにいきます。

例えば、結婚したい女性が現れて、その人と生活するためにはサッカーを辞めなくてはいけないとなったら、そうします。

今のところ、まだそういう人やものには出会えてませんが。笑

ーなるほど。やっぱり「好き」に勝るものはないですね。
ただ、実際に海外生活は孤独だったり、一部を除いて、サッカー選手の海外生活は周りが思っているよりも華やかではない印象です。そのあたり寂しさや周りと比べたりとかってありますか?サッカーする上で精神面は非常に大事だと思うのですが。

中村 寂しい時期とか、特にシーズン中は感じることあります。でもここでも行き着くのはサッカーが好きと言うこと。結局人間は自分のやりたいようにしかできないと思っていて、さっきの話しと被りますが自分は「好きなことだけやる」と決めているし、今やらなくて、もし30歳で死んだら後悔する。

ー「死」について意識すると他のインタビューでも話していましたね。それに付随すると長期で計画を立てることはあまりしませんか?

中村 はい。家族とか友人とかで身近で死を感じることがあって、だからより「今」好きなことをしたい。特に現実的にスポーツ選手は身体的な限界もあるし、30、40歳からやるのは難しいですしね。

計画ということでいうと1年ごとにその場その場で決めていることが多いかもしれません。マルタに渡航した時も、実はサッカーをやる気はなかったですし。

もちろんぼんやりと、将来のことを考えたりはしますが、今はとにかくサッカーで上に行くことが目標です。

マルタ諸島で活躍する二人が海外挑戦を語る

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幸福度では負けない

ー成功とか意識したりしますか?レッズのユースからJリーグや代表に言った選手とかもいたり、上を見ようと思えばいくらでも見えますよね。成功の定義は難しいですが海外に渡航したいという選手はとにかく「活躍して海外で成功する」みたいなことを思っている選手も多いはずです。

中村 正直周りと比べて苦しんでいた時期はありました。いい車乗って、いい給料もらっている選手を見て、俺も一緒にやっていたのになんであいつだけみたいな。

成功に関しても自分は成功できるとは思っていなくて、そこに対するこだわりは実はあまりないです。

もう才能のある選手は山ほど見てきて、厳しい世界であるというのは重々承知ですから。

でも、特に海外に来てからあまり、そういうのは目に入らなくなりました。お金よりも大事なことがあるなと。だから、周りの評価は置いておいて、幸福度では負けていないと思います。

ー話しを聞いていてすごくポジティブだなという印象があります。失敗したらとかはあまり考えませんか?海外に行ってチームが見つからなかったらとかそういう不安を抱える選手も多いですよね。

中村 失敗を失敗と思わないマインドは大事ですね。僕の場合はもう何度も繰り返していますが、失敗しても最後はサッカーが好きというところに行き着きます。

他には読書だったり、人にあったり、そういう外からの刺激も大事にしています

その点、大学で今まで関わらなかった人間と出会うことができたのは個人的には貴重でした。

本から新しいアイデアや情報を得ることもありますし、今はオフの時期で日本に帰国しているのではなるべく多くの人に会ったり、様々な場所に顔を出すようにはしています。

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失敗をイメージさせる

ー選手以外の話しですが、マルタ留学の会社も立ち上げていますよね。サッカーで海外渡航はものすごくたくさんのチャンスが転がっているモノだと思うのですが、同時に「自分次第」が1人歩きしているとも個人的には思うことがあります。そのあたり、相談にくる選手も多いと思うのですが、自分の経験やアイデアを伝える際に意識していることはありますか?

中村 そうですね。基本的には行きたいならチェレンジすればいいと思っています。日本で意識があまり高くなかった選手でも海外の方が努力しやすい環境があるかもしれないですし、本当に世界にはたくさんのチャンスが転がっている。

会社を作った時にも、今後より多くの選手が海外でプレーしやすい環境を作っていきたいという思いがありました。

同時に失敗をイメージさせることはさせています。サッカーの世界に絶対はないので。

ーそれはとても大事ですね!海外=プロみたいなイメージを持つ選手も話していて少なからずいますし。付随して渡航のタイミングや言語についてはどんな風に考えますか?サッカーだけやりたいという選手も多いですよね。

中村 自分は大学で出会いや学びがあったので全く後悔していないですが、サッカーだけやりたいなら18歳で行けばいいと思います。もちろん失敗する可能性もありますが、失敗しても、好きならまたチャレンジすればいい。そういう決断は選手が各々自分で決める必要がありますが僕は「好き」ならやる、そうでないなら、他を模索してみようという考え方を伝えます。

言語に関する議論はありますが、レベルによってはまずサッカーのピッチの中でとにかく結果を出すことにフォーカスするのもアリだというのが持論です。外国人は特に結果を求められますし、まず現地に行ってそこで学ぶのもいいと思います。

マルタとラトビアの国内サッカー事情

中村選手もプレーしていたマルタ。イタリアの隅にあるこの小国は最近サッカーでも普通の留学でも少しずつ話しを聞くようになりましたね。

サッカーの環境やサラリーを聞いたところ、チームによりまちまちではあるものの契約ができれば外国人には就労ビザが出るとのこと。

サラリーは1部に行けば最低給料の780€/月が1つ基準としてあるようです。2部の場合はやや下がるようです。また、マルタは外国人枠が7人と他の国より枠が広くチャンスがあるというのはよく聞きます。

ラトビアはマルタよりサラリーもレベルも高いようです。サラリーは一概に言えず、15万ー70万円/月円と選手により振り幅はあるとか

ちなみにトランスファーマーケットのリーグバリューの順位ではマルタ1部はラトビア1部より若干上でした。

マルタの外国人率の数字(44.3%)を見るとやはり外国人にチャンスのある国であると言えるでしょう。同じくラトビアも37.2%とこちらも比較的外国人プレーヤーは多いようです。

エージェントについては気になるところですが(どうやってチームを探しているのか)、中村選手の場合はチームメイトの紹介やFacebook経由が多いようですが、基本は自分でやっていることが多いみたいです。

中村選手のプレー集↓

マルタ留学→HP

中村駿介「浦和レッズユースにいた自分がマルタに来た訳」

今はサッカーのことしか考えていない

ーオフの期間に貴重なお話しありがとうございました。また年明けから新たなシーズン・チャレンジが始まりますね。がんばってください!

中村 はい。また新しいチャレンジができるので楽しみです。

とりあえずどこの国でやるにしろ楽しんで全力でやります!

迷ったらチャレンジ!

今回話しを聞いていて、すごくポジティブなエネルギーをもらいました。

もし現在、サッカーで壁にぶち当たっている、あるいは海外に行こうか、いやどうしようかと迷っている選手には彼の言っていた「好きならやる!」ということを意識してみてどうでしょうか?

サッカー選手以外の方にもこのマインドはとても大事になりそうですね。筆者ももっと勉強しなくては!とモチベートされました。

では今回はここら辺で。3人連続でサッカー選手の話しだったので次回は選手ではない方の話しかも…??

ではまた!

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