【神原健太】ドイツのプロリーグで活躍する日本人ホペイロから学ぶ海外での生き残り方

こんにちはよーへー(@lavemilan)です。

何かに挑戦、頑張っている人や未完成の人間に迫る「Because of challenges」(だから挑戦する)。

ここまで3回は海外で活動するサッカー選手に話しを聞いてきましたが、今回は選手としてではなくスタッフとしてドイツ3部で働く神原さんにお話しを聞きました。

できないことに気を取られず、できることをやりなさい。

これはアメリカの大学バスケット界の名コーチ・ジョンウッデンの言葉ですが、まさにそれを体現している方だなと個人的に感じました。

今日のチャレンジャー
神原健太
1991年生まれ。
ホペイロ(ドイツ3部)
筑波大学卒業後、J2の複数クラブのマネージャーとして働くも「何かを変えたい!」とツテなしで2017年にドイツに渡航。現在はドイツプロリーグでホペイロとして活躍する傍ら大学院で勉強。ブンデスリーガのチームからオファーが届いた経験も。
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ブンデスリーガで働く!

ードイツ3部のチームで勤務しながら大学院。noteで1日のスケジュールを書かれていましたが仕事と勉強の両立は楽ではないと思います。そのパワーや行動力の源はどこからくるのでしょう?

神原 日本からこっちにくるときに「ブンデスリーグで働く」と目標を持ってきました。やると決めたらやりきりたい性なんですよね。今のホペイロという仕事は自分にすごくあっていて、楽しいですし、やりがいもありますし。

あとは、なんでも途中で満足したらやばいみたいな感覚もあります。

”ドイツ語が少し話せるようになった。やばい!ここで満足しちゃダメだ、チームに履歴書を送ってみよう。”みたいな。笑

大学院も授業の最初の方はドイツ語がわからなすぎて、嫌になりそうな時期もありましたが、今はもう慣れました。

もしかしたら日本だったら、ここまで頑張れていないかもしれませんね。

ーなるほど!でも海外で長期で継続するのは周りが思っているより難しいですよね。日々、色々取り組む中で意識していることはありますか?

神原 海外でチャレンジしていてすごい!とみられますし、「勢い」は大事にしていますが、結構ビビリなんですよね。笑

だから、常に保険というか、何か1本にならないようにしています。例えば、今大学に行って勉強しているのもそう。

チームでの仕事以外にも、他のこともやる。それによって精神的に支えらている部分はあると思います。

ー「勢い」という話しがありましたが、長期での目標やゴール設定はしていますか?

神原 小さくてもいいから「達成できる目標」と「大きいゴール」を持つことは意識しているかもしれません。あとは具体的に設定することでコツコツ継続できるように心がけています。

例えば、今、近い目標に「ブンデスリーガで働く」がありますが、ドイツに来ていきなり言葉も中途半端で突っ込むのは玉砕する未来が見えています。だから、ドイツ語がそこそこ使えるようになったとき、ブンデスリーガは難しいだろうから3・4部の20チームほどに履歴書を送ったことがあります。それがあって今のチームと縁がありました。

「勢い」ももちろん必要です。ドイツ行こう!とか、履歴書送っちゃおう!とか、同時に現実的な目標を立ててクリアしていくようにはしています。

あとは具体的には、日々小さなアクションをすることは意識しています。結構、コネクションとか、噂みたいなのが大事な世界だと思うので、チームメイトとのコミニュケーションを欠かさずに行ったり、カップ戦などで上位リーグのチームとの対戦の時にさりげなく相手チームのホペイロと会話をしたり。

ーなるほど!プレーヤー以外でトレーナーやスタッフとして海外のチームで働くことを志している人も多いと思うので非常に参考になります!

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仕事に大学と充実のドイツ生活

ー少し話しは変わりますが、ドイツでの生活、ドイツ人との仕事はどうですか?noteで働き方の違いとして、日本では「コーチの元で働いていた」が、今のドイツの監督は「一緒に働いている」という感覚が強かったという話しをしていたのがとても印象的でした。

神原 そうですね。ドイツで初めて仕事をした監督はフランクでとても話しやすく、働きやすかった。日本ほど上下関係や年齢を気にしないのはいいところですね。

あとはよく聞く話しですが、こっちにきて自分の主張はしっかりと言うようになりました。選手もそうですが、自分の意見をしっかりと伝えることは当たり前ですが大事ですよね。

もう1つは色々気にしすぎないようになったかもしれません。欧米人の共通かわかりませんが、ドイツ人て寝たら忘れるじゃないですけど、基本ポジティブで悪いことなどあまり引きずらないんですよね。笑

ドイツ人のそう言う性格は学ばなきゃなみたいなところはあります。

生活は仕事に学校もあって充実しています。結構日本からの交換留学生などもいて、「孤独」などはあまりないかもしれないです。

あ、あとTwitterを見ていただければ分かるように料理もしてます。笑

ー海外くると日本食を中心に料理のスキル上がるのあるあるですね。笑

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3年間で結果を残せるか

ードイツでプレーする日本人プレーヤーの話しを聞いてもいいですか。毎年、山ほどプロを目指してドイツに渡航する選手がいると思います。ドイツサッカーを間近で見ていて、客観的な立場から選手を見れると思うのですが、何か感じることやアドバイスはありますか?

神原 「海外に来て満足」している選手も少なからずいるかもしれません。海外へのこだわりなど何かあるといいと思います。反対に日本でダメだったから(プロになれなかったから)海外なら、みたいなマインドでは難しいかもしれません。

語学もそうですが、「サッカーが上手くなるためにそれ以外にもできること」をやる必要があると思います。中田ヒデさんが自身のYouTubeで「現地の言葉で喧嘩(主張)ができないと話しにならない」と言っていましたが、まさにそうだと思います。

ー言葉は大事ですね。その点、1年、2年で帰ってしまう人も多い印象も。語学習得も海外での成功も一朝一夕で達成するのは難しいですよね。

神原 最短で結果を残して上に行きたいと言うのはわかります。多くの選手は「サッカーがやりたい」から来ていますし。でも、来るなら、サッカー以外のことも得た方がいいし、サッカーだけやるのは少しもったいないというのが持論です。

継続の話しをすると、現実的にビザの問題があります。

ワーホリ1年、語学学校ビザ2年の合わせて3年。

この3年は自らビザを獲れば、ほぼ確実に残れます。

もしサッカーで成り上がると考えている選手はこの3年で絶対に結果を出すと考える必要があります。あるいは、ドイツでその後もプレーしたいのであれば、大学に行ったり、仕事を見つけたり他の方法も模索が必要。さっきの「保険」の話しではないですが、そうしたプランや意識は大事だと思います。

ドイツ3部よりJ2の方が”意識”は高いかも

ーJ2でも働かれていましたよね。現在のドイツ3部の選手と比べて感じることはありますか?

神原 日本人の方が意識が高いと感じることはあります。Jリーグだとシーズン中だったら”24時間サッカーのことを考えています”という人も多い。食事の管理とかもそうですが。

対してドイツの選手はお酒も飲むし割とジャンキーなものを食べている姿も見かけます。

もちろん選手によってまちまちなので一概には言えませんけど。

1度、翌日リカバーの選手たちが朝まで飲んでいて、次の日の練習に遅刻したくないからと、スタジアムの鍵を取りに僕の家に朝4時来た時がありました。笑 日本では考えられない。笑

ー笑。オンとオフの切り替え見たいのは外国人得意ですよね。僕もこっちで感じます。
ということは3部リーグの注目度はイマイチなんですか?1部、2部が凄すぎて見たいな。

神原 そんなことはないと思います。場所によっては1万人以上収容するスタジアムもありますし、活躍すれば上に行けるチャンスは多くあります。

ブンデスリーガからローンでプレーしている選手もいますし、レベルも注目度も高いと思います。選手もそこそこの車に乗っているのでサラリーも悪くないしょう。

ーそうなんですね。ドイツの選手もセカンドキャリアとか考えているんですか?最近日本ではアスリートのセカンドキャリアに関する論争や現役中の準備の重要性が叫ばれていることが多いです。

神原 それはあまり日本と変わらないかもしれません。大半が、今のサッカーできる環境を楽しんでいて、特にピッチ外でも勉強してとか仕事してという選手はあまり見ません。

ただ、若い選手や、あまり試合に絡めていない選手などは大学に行ったり、サッカー以外のことを勉強している人も見ますね。

僕のチームのとある選手はメディア関係に興味があって将来イギリスのテレビ番組Skyで働きたくて大学に行っています。彼はセカンドチームとトップチームを行き来しているのでそうした背景もあるかもしれません。

ただ、こうして競技外の活動も行っている選手は日本同様、まだまだ少数派です。

夢に向かって1つ1つ

ーnoteで最終的に選手のサポートしたいとい話しをしていましたね。

神原 はい。今の目標は何度も行っているようにブンデスリーガのチームで働くことですが、その後はドイツのチームにくる選手のピッチ外のサポート全面的にすることができたらと思っています。

やっぱり海外でプレーすることや、生活することは楽ではないですし、僕自身は専門的な資格などはないですが、逆にそれが自分の強みだと思っています。そうした自分の経験をこれからくる選手に還元できたら理想ですね!

量で圧倒する

先日、自身のnoteでも書いていましたが、ブンデスや2部チームなどすでに上位リーグからのオファーもあるといいます。

確実にコツコツと自分の目標に近づく姿から学ぶことはたくさんありました。特に履歴書を送ったりだとか、小さいアクションを日々起こすなど誰でもできるけど、意外とできないことをひたすらやっているからなんだなと筆者自身ももっと量を増やさねばと感化されました。

ブンデスリーガで彼の姿を見る日も遠くないかもしれません。楽しみです!

神原さんのSNS

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では今回はここら辺で!次回は日本でプレーする選手の話し!?

お楽しみに!ではまた!

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